「あー、もう!翔太の部屋って狭っ!」
久しぶりに会った旧友の翔太のアパートで、私はソファにドスンと座りながら文句を言った。22歳になった今でも、学生時代からのこのノリは変わらない。翔太はキッチンでコーヒーを淹れながら笑っている。
「狭いけど、二人で映画見る分には十分だろ?それより菫、お前めっちゃ成長したな~」
「は?何言ってんの?」
「いや、高校の時より女っぽくなったって」
ドキッとしてしまった。確かに今日は翔太に会うからって、普段は着ないようなレースのついた下着を選んだんだ。でもそんなの絶対バレてないよな…?
映画が始まると、翔太が自然に私の隣に座った。ソファが狭いせいか、膝が触れ合う距離。なんだか妙に落ち着かない。
「あ、このシーン好きなんだよね」
映画のラブシーンで翔太が呟いた。主人公たちが熱烈にキスをしている。私の頬が熱くなるのを感じた。
「菫って、実はそういうの興味あるだろ?」
「えっ!?」
「だって、さっきから下唇噛んでるし」
バレてた!?思わず目を伏せると、翔太がクスクス笑っている。
「…バレてた?」
「お前、昔からエッチな本隠し持ってたしな」
「やめてよ!もう!」
顔を覆うと、翔太が私の手首を優しく掴んだ。
「証明してみろよ」
「そんなの…無理に決まってるじゃん」
でも、なぜか体が熱い。翔太の視線がじりじりと肌を焼くようだ。私は意識的にコーヒーカップに唇をつけ、ゆっくりと飲む。唇が濡れるのがわかる。
「お前、本当はもっとエッチなこと考えてるんだろ?」
翔太の声が低くなった。ドキドキが止まらない。
「…今日の下着、見せてみろよ」
「えっ!?だめっ!」
「ほら、さっきからスカート気にしてるのバレバレだぞ」
確かに、短めのスカートがはだけないか気になっていた。でもまさか…
「自分で脱いでみろ」
翔太の言葉に、私は震える手でスカートのボタンを外した。恥ずかしさで頭がくらくらする。黒いレースの下着が現れると、翔太の目が鋭くなった。
「やっぱり…お前、こういうの好きなんだ」
「…うるさい」
「窓のところまで行って、自分で触ってみろ」
「そんなの…!」
でも、なぜか体が動く。窓際に立ち、自分の胸に手をやる。外から見えそうな位置なのに、妙に興奮してしまった。
「もっと、はっきり言ってみろ。『私、エッチなことしたいです』って」
「いやだ…恥ずかしい…」
「言わなきゃ帰すぞ」
「…私、エッチなこと…したいです」
声が震えている。すると翔太が突然立ち上がり、背後から抱きしめてきた。
「よく言えたな」
そのままベッドに倒れ込む。翔太の手が私のブラの中へ。思わず声が漏れる。
「あん…!」
「音出していいんだぞ。誰も聞いてないから」
翔太の指が敏感な部分を刺激する。だんだんと腰が浮き上がってくる。
「こっちも見てくれよ」
ズボンを下ろした翔太の勃起したものを目の当たりにし、息を飲む。
「舐めてみろ」
初めてのフェラだというのに、なぜか体が勝手に動く。先端を舌でなぞると、塩っぱい味がした。
「そう…その調子…」
深く咥えると、翔太がうなる。この感覚、なんだか気持ちいい…。
そのまま自然に体位が変わり、私の上に翔太が覆いかぶさった。
「入れるぞ」
「うん…」
ゆっくりと中に入ってくる。最初は少し痛いけど、すぐに快感に変わった。
「あっ、あんっ…!」
「お前、めっちゃ締まってるな…」
翔太の腰の動きが早くなる。ベッドがきしむ音と、私の喘ぎ声が部屋に響く。
「もう…だめ…イク…!」
「俺も…一緒だ…!」
熱いものが中に溢れる感覚。ぐったりとしながら、翔太が私を抱きしめてくれた。
「…また、しようぜ」
「バカ…」
でも、心の中では次の約束を楽しみにしていた。旧友との関係が、今日からちょっと変わったんだ。
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