「あー!やっぱ翔太の部屋、めっちゃオシャレじゃん!」
22歳の梨乃は、高校時代の同級生・翔太のマンションに上がり込むと、早速キッチンカウンターに置かれた高級ワインに目を輝かせた。24歳になった翔太は、かつての少年っぽさを残しつつ、大人の男の風格が加わっていた。
「相変わらず元気だな。でも、夜中の2時に女の子を部屋に上げるなんて、俺も随分大胆になったもんだ」
翔太が苦笑いしながらグラスを注ぐと、梨乃はクスクス笑いながらソファにドスンと座った。「だって、SNSで偶然見つけちゃったんだもん。5年ぶりだよ?飲まないわけないでしょ!」
ワインの味わいと共に、懐かしい記憶が蘇る。高校時代、翔太は梨乃が友達と騒いでいるのをいつも温かく見守ってくれた。当時は気づかなかったが、あの優しい笑顔の裏に、こんなに色気が潜んでいたなんて。
「…ねえ、実は私さ」酔いが回ってきたのか、梨乃はふと本音を零した。「最近、ちょっと変わった趣味にハマってて」
「へえ、どんな?」
「えっとね…」顔を赤らめながら、梨乃はスマホを取り出した。「軽いSMプレイとか…見るの、好きかも」
翔太の目が一瞬見開かれた。「…意外。梨乃がそんなタイプだとは」
「びっくりした?私って普段から元気だから、逆に支配される方が好きなのかと思われがちだけど…」梨乃が上目遣いで見上げると、翔太の表情がゆっくりと変化していく。
「実は俺も…興味あるんだ」
「え!?」今度は梨乃が驚いた。「翔太が!?」
ふいに翔太の手が梨乃の手首を掴んだ。その握り方は優しく、しかし逃げられないほど確かだった。「今日は…俺が主導権を取らせてもらおうかな」
「ちょ、翔太…!」梨乃が慌てる間もなく、背中がソファに押し倒された。翔太のもう片方の手が、彼女のもう片方の手首を押さえつける。「やだ…そんな…」
「嘘つき」翔太の唇が耳元に近づき、熱い息がかかる。「梨乃の目、楽しそうに輝いてるぞ」
その言葉に、梨乃の体が震えた。確かに、胸の奥で熱いものが滾っていた。信頼できる相手に本音を見せる快感。支配されるスリル。普段は明るく振舞う自分とは違う、もう一人の自分が目覚めていくのを感じる。
翔太の唇が首筋を這い、制服のボタンが一つ、また一つと外されていく。「あん…翔太、そんなとこ…」梨乃の吐息が乱れる。翔太の舌が鎖骨を舐め上げ、制服の下から現れた白い肌に赤い痕を刻んでいく。
「痛…くない」梨乃が喘ぐ。その声を聞いた翔太の目がさらに暗くなる。「もっと、いろんなところを縛ってみたいな」
「バカ…そんなこと言って…んっ!」言葉は翔太の唇に封じられた。深いキスに梨乃の思考が溶けていく。翔太の手がブラウスの下に潜り込み、敏感な胸を揉み上げる。「ひゃあ…!優しくしてよ…」
「優しくするのは…後だ」翔太の指先がブラをずらし、ピンクの先端を摘まむ。梨乃の背筋が跳ね、思わず腰を浮かせる。「あっだめ…そんなに強くしたら…」
窓の外には都会のネオンが輝き、部屋の中は二人の熱気でむんむんとしていた。服は次々と脱がされ、梨乃の肌が月光に照らし出される。「恥ずかしい…見ないで…」と顔を覆う手を、翔太が優しく引き剥がす。
「綺麗だよ、梨乃」その言葉に、梨乃の目から自然と涙が零れた。信頼できる相手にしか見せられない、脆い自分。翔太の舌がその涙を舐め取り、やがて体の下の方へと降りていった。
「待って、そこは…あっ!」梨乃の股間が熱い息遣いで濡れていく。翔太の舌がクリトリスをくすぐり、時折強く吸い上げる。「いやぁ…やめて…本当にやめて…」と喘ぎながらも、梨乃は自ら腰を押し付ける。
「嘘ばっかり」翔太が悪戯っぽく笑うと、今度は指を挿入し、じっくりと中を探られる。「きゃあっ!そ、そこ…敏感なの…!」梨乃の体がびくんと跳ね、愛液が溢れ出す。
ふいに翔太が体勢を変え、梨乃をうつ伏せにした。「え?なにするの…」不安そうに振り返る梨乃に、翔太は手錠のようなものを取り出した。「ちょっとだけ、我慢してくれる?」
「まさか…本当にするの?」梨乃の目が大きく見開かれる。しかし抵抗するそぶりはない。カチリと音がして、手首が背中で固定される。「あっ…動けない…」
翔太の手が梨乃の腰を掴み、突然激しく突き上げられた。「イッて!」梨乃の悲鳴が部屋に響く。自由の利かない状態で貫かれる快感に、理性が吹き飛ぶ。「翔太…お願い…ゆっくり…んあっ!」
しかし翔太は容赦なく腰を振り続ける。梨乃の喘ぎ声が高くなるたび、そのリズムはさらに激しさを増していく。「梨乃の声…最高だよ」翔太のうめき声が耳元で響く。
「もう…だめ…イク…イクよぉ…!」梨乃の体が弓なりに反り返り、何度も痙攣する。その瞬間、翔太も深く突き込み、熱いものを注ぎ込んだ。
しばらくして、翔太が梨乃の手錠を外す。自由になった手で、梨乃は翔太の背中にしがみついた。「…ひどいよ。でも…」顔を紅潮させたまま、小さく呟く。「…すごく、気持ちよかった」
翔太が梨乃を優しく抱きしめると、窓の外には夜明けの光が差し始めていた。「また…会おうな」翔太の言葉に、梨乃はこっくりと頷いた。
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