「あーもう、涼真くんったら本当に鈍感なんだから!」
22歳の莉子は、バーのカウンターでグラスを傾けながら唇を尖らせた。隣には大学の後輩で、1年下の涼真。スポーツマンで爽やかイケメンなのに、なぜか莉子のアプローチに気づかない天然ボーイ。
「え?俺、何かしたっけ?」
「この前の合コンでさ、あたしがずっと涼真くんの隣にいたのに、最後まで帰り際のナンパに乗りそうだったじゃん!」
涼真がきょとんとした顔で首を傾げる。ふん、と莉子はウィスキーを一気飲み。アルコールが喉を灼きながら、体中を熱くしていく。
「…あ、もしかして莉子さん、俺のこと…」
「当たり前でしょ!半年も誘ってるのに気づかないなんて、涼真くんバカすぎ!」
勢いで胸の内をぶちまけてしまい、顔が火照る。涼真の目が一瞬大きくなって――
「…莉子さん、今日めっちゃ可愛いです」
急に放たれた直球に、莉子の心臓がバクバク鳴りだした。
「今、家誰もいないんでしょ?…行ってもいい?」
涼真の低い声が耳元に触れる。指先が莉子の膝を這い上がり、スカートの裾をめくる。
「…ここで、まずは予習しよっか」
バーの暗がりで、涼真の手が莉子の腿の内側に侵入する。薄いパンティー越しに、中指がくぱっと割れ目に沈み込んだ瞬間、莉子の腰が跳ねる。
「ひゃんっ!…だめ、ここ人目につくってば…」
「でも濡れてる。俺のこと、本当に好きなんだ」
涼真の指がパンティーを横にずらし、じとっと光る蜜を摘み上げる。人差し指と中指でクリトリスをはさみ、くるりと回されると、莉子はカウンターを握りしめて声を殺した。
「指、2本入れてみる?」
すぽっ、と音がして莉子の奥が締まる。涼真の手首が動くたび、ずぶぬれの肉壁が指に吸い付く。
「あっ、んっ…そこ、もっと…あはぁ!」
突然涼真が立ち上がり、莉子の耳もとで囁く。
「続きは家で。俺、今日は莉子さんを一晩中泣かせるから」
タクシーの中で涼真に深くキスされながら、莉子は自分のパンティーがぐしょりと濡れているのを感じた。玄関を開けるなり押し倒され、服を剥がされる。
「や、待って…あたし初めてなんだから…優しく…んむっ!」
抗議の唇を奪われ、涼真の舌が莉子の口内を暴れ回る。乳首をしゃぶられ、もう片方の手でクリを弄ばれる。
「初めてなのに、こんなに腰振って…莉子さん、エロいよ」
「ばか…んっ、感じて当然でしょ…あっ!」
いきなり涼真の舌が割れ目を縦に舐め上げられ、莉子は仰け反った。
「きゃあっ!や、やば…そんなに舐めないで…んぐっ!」
涼真は莉子の太腿をがっしり掴み、顔を埋めてクンニを続ける。舌先でクリトリスを高速で刺激し、右手の指は膣内をグリグリと掘り進む。
「もう、もうイッちゃう…だめっ!んああっ!」
大量の愛液を吹き出す莉子を涼真は貪るように見つめ、ズボンを下ろす。
「俺のも…舐めてくれる?」
勃起した肉棒が目の前に現れ、莉子は思わず咽び込んだ。
「で、でか…入るわけないじゃん…」
「大丈夫、ゆっくり入れ…ほら、まずは舐めて」
震える手でペニスを握り、ツンと立った先端を舌でなめる。塩っぽい味が広がり、涼真のうめき声が聞こえて興奮が加速する。
「しゃぶって…お願い」
ぐぷっ、と口の中に収まりきらないほどの太さが侵入。莉子は涙目になりながら必死に唇でしごく。
「すごい…莉子さん、エロすぎ…このままイキそう」
急に引き抜かれたペニスが、莉子の股間をぬらぬらと這う。
「いくよ…ゆっくりだから」
ぐりっ、と入りかけた亀頭でクリトリスをこすられ、莉子は狂ったように首を振る。
「あっ、ああっ…入、入って…くるぅ…!」
一気に根元まで埋め込まれると、莉子の膣内は火照った肉棒で満たされた。
「き、きつ…動かさないで…んあっ!」
しかし涼真は腰を引き、再び深く突き入れる。
「莉子さんの中…めっちゃ気持ちいい…」
激しいピストンが始まり、莉子はベッドのシーツを握り締めて叫ぶ。
「あっ、あっ、んああっ!そこ、そこっ…もっと、もっとして…!」
涼真が莉子の脚を大きく開き、角度を変えて突き刺す。
「イク…俺、イク…中に出してもいい?」
「うんっ、中で…中でイかせて…あああっ!」
熱い液体が子宮口に注がれ、莉子も全身を震わせながら絶頂に達した。
「…ふぇ、すごい…お腹の中、熱い…」
ぐったりと崩れる体を涼真が抱きしめ、汗混じりの髪にキスをする。
「莉子さん…俺のこと、好き?」
「…バカみたい。大好きに決まってるでしょ」
朝方まで続く情事の幕開けに、莉子は幸せな予感に包まれたのだった。
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