「ひなた、またこんな時間までどこに行ってたんだ?」
タクヤ兄さんの低い声が、玄関で酔っ払った私を待ち構えていた。雨の匂いがする夜。雷がゴロゴロ鳴ってて、なんだか胸がざわつく。
「別に~? 彼氏とデートしてたんだけど?」
わざとらしく首を傾げて、タクヤ兄さんの眉間の皺を覗き込む。普段冷静な義兄がイライラしてるの、なんか面白くて仕方ないんだよね。
「…お前、また適当な男と寝たのか?」
ギュッと掴まれた手首が熱い。あ、やばい。本気で怒ってる。でもなんでそんなに気にするの? 血の繋がらない義理の兄さんくせに。
「別にタクヤ兄さんの知ったこっちゃないでしょ? 私の体だし~」
ニヤリと笑って挑発した瞬間、背筋が凍りついた。ぐいっと壁に押し付けられて、兄さんの吐息が耳元に触れる。
「…ずっと、お前のそういうところが我慢ならなかった」
びくっとして目を上げると、兄さんの目が暗く濁ってる。初めて見る顔。なんだか…ドキドキが止まらない。
「ちょ、やめて…タクヤ兄さん…!」
抵抗する手をがっしり掴まれ、いつの間にかリビングのソファに押し倒されてた。雨音がますます激しくなって、私の鼓動と重なる。
「大人しくしろ」
冷たい声と同時に、何かで手首を縛られる感触。あ、私のスカーフ…!
「ひゃん! なにすんの!?」
「お前みたいなガキは、躾けないとダメらしいな」
ぎゅっと締め付けられる痛みと、なんだかくすぐったい感じ。私のスカートがずり上がって、パンツが見えてるのに気付いて顔が熱くなる。
「やだ…恥ずかしい…離して…」
「嘘つけ。お前の股、ずっと濡れてるだろ」
ぐしゃっという音と共に、パンツを引き裂かれた。冷たい空気が敏感な肌に触れて、思わず声が漏れる。
「あんっ…!」
「ほら、やっぱり」
太ももを撫でる指が、じわじわと奥へ侵入してくる。自分でも信じられないくらい、体が熱くなってる。
「だめ…義理の兄さんにこんなことされて…んあっ!」
「お前が悪いんだ。いつもいつも、男を見下すような目で…」
くちゅくちゅと響く卑猥な音。指が2本、3本と増えて、ぐちゅぐちゅと中をかき回される。腰が勝手に浮いちゃう。
「あ、あん…そこ…やばい…」
「ほら、もっと正直になれ」
突然、舌が敏感なクリトリスを舐め上げた。びくんと跳ねる体。
「いやっ! 舐めないで…あっ、ああん…!」
「…味が濃いな。何人目の男だ?」
嘲るような声に、悔しいけど興奮しちゃう。だめ、こんなの…本当にだめなのに…!
「分かんない…あっ、んはっ…! もう…やめて…」
「嘘だ。お前なら数えてるはずだ」
ぐしゃっといやらしい音を立てながら、舌がますます激しくなる。腰をがっしり押さえつけられて、逃げられない。
「あ、ああん…! いく、いっちゃう…タクヤ兄さん…!」
「ほら、もっと泣け」
ぐちゅっ! びくん! どぴゅっ!
白いものが視界を覆った瞬間、私は大声で叫んでた。体中が震えて、涙まで出ちゃう。
「…汚い女だ」
ふと見上げると、タクヤ兄さんがズボンを下ろしてた。大きく勃ったチ○ポが、私の顔の前にぶら下がる。
「舐めろ」
「…いや」
「お前なら何度もやってるだろう?」
ぐいっと頭を押さえつけられ、熱い肉棒が口の中に突っ込まれる。
「んぐっ! んっ…んちゅ…」
「…下手だな。さっきまでの調子はどこだ?」
悔しくて舌でぐりぐりと舐め回すと、兄さんが小さくうめいた。やったー、弱みを握った!
「んはっ…ちゅぱ…んっ…」
「…っ、お前…」
突然引き抜かれて、今度は上から覆いかぶさられる。熱いものが私の股間を押し広げて…
「あっ…入っ…?」
「中に出してもいいか?」
「だめ…妊娠しちゃ…あんっ!」
ぐしゃっと深く突き入れられて、声が裏返る。太くて長いのが、ずぶずぶと子宮の入口を突いてくる。
「あ、ああん…! 深い…やば…動かないで…!」
「お前の好きなようにさせたんだから、俺の好きにさせろ」
ごっくん、と唾を飲み込む音。そして激しいピストンが始まった。
どぷしゃ! どぷしゃ! びちゃっ!
「あっ! あんっ! はあっ…! おっきい…やば…んあっ!」
「…締まりがいいな。さすがだ」
からかうような言葉に、余計に体が熱くなる。だめ、本当にだめ…でも気持ちいい…!
「もう…イッちゃう…あっ、ああん…!」
「一緒だ…」
ぐぐっ! と深く突き込まれた瞬間、熱いのがどくどくと注ぎ込まれる。私もびくんと跳ねて、またイッちゃった。
「…はあ…はあ…」
「…お前、中に出してもいいって言ったな?」
どきっ。後悔しても遅い。ぐちょっとした感触が腿を伝う。
「…バカ」
「タクヤ兄さんこそバカ…」
疲れ切って兄さんの胸に倒れこむ。雨音がやけに心地いい。
「…二度とするなよ」
「…約束できない」
ふふ、と笑い合った夜だった。
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