「あーもう! 涼真くんの馬鹿ー!」
私は23歳のOL、莉子。今日もデートで彼氏の涼真とケンカしちゃって、家に帰るなりソファに倒れ込んだ。
「また喧嘩? 莉子ったらすぐ熱くなるんだから」
ルームメイトの彩夏が呆れながらコップの水を渡してくれた。22歳の彩夏はクールで大人っぽいけど、私にはいつも優しい。
「だってさ、私の誕生日忘れてたんだよ? ありえないじゃん!」
「ふーん…」
彩夏が私の隣に座ると、ふいに私の髪を撫で始めた。
「…彩夏?」
「莉子はいつも涼真くんに我慢してるよね。もっと怒っていいんだよ」
その声が妙に甘くて、なんだか背筋がゾクッとした。彩夏の指が首筋に触れて、思わず息を詰める。
「あのさ…彩夏、なんか今日すごく綺麗だなって思って…」
バカみたいな言葉が口をついて出た。でも本当に、彩夏の長い睫毛やふくよかな唇が妙に気になって仕方ない。
「…莉子、そういうの冗談で言わないで」
彩夏の顔が急に近づいて、次の瞬間――
「んっ…!?」
柔らかい唇が重なった。びっくりして目を見開いたけど、彩夏はまつ毛を伏せたまま、ゆっくりと私の唇を噛む。
「ん…ちゅ…はぁ…」
初めての女子同士のキスに頭が真っ白になった。彩夏の舌が入ってきて、甘い紅茶の味がした。
「んんっ…だめ、彩夏…これおかしいよ…」
「ううん、気持ちいいでしょ?」
彩夏の手が私のブラウスのボタンを外し始める。指先が鎖骨を撫でるたび、体が熱くなるのを感じた。
「あ…そこ、敏感なのに…」
「涼真くんよりうまくしてあげる」
耳元で囁かれて、思わず声が出そうになった。彩夏の唇が首筋を舐め下り、ブラをずらして乳首をくわえた。
「ひゃんっ! や…そんな吸わないで…んくっ!」
電気が走るような快感に腰をくねらせる。彩夏の舌は涼真とは比べ物にならないくらい上手で、あっという間に私をメロメロにした。
「もう…莉子のとこ、びしょびしょじゃん」
スカートの中に手を入れられ、私は恥ずかしさで顔を赤くした。彩夏の指先がパンツの上からクリトリスをこすり、腰が跳ねる。
「あぁん! やだ…そんなに強くしたら…んっ!」
「ほら、もっと濡れてきた…かわいい」
パンツをずり下ろされ、直接指が割れ目に触れた瞬間、私は叫びそうになった。
「いや…入らないで…あっ! あんっ!」
彩夏の細い指が一気に奥まで入り込む。涼真とやる時よりずっと繊細な動きで、Gスポットをくすぐられる。
「気持ちいい? 莉子のここ…めっちゃ締まってるよ」
「うぅ…彩夏、そんなこと言わないで…あっ、あんっ!」
もう理性なんて吹っ飛んでた。彩夏の指が加速し、もう一つの手でクリトリスを弄られる。
「イク…イクってばぁ! んああっ!!」
びくびくと痙攣しながら、初めての女性との絶頂を迎えた。
「…まだ終わらないよ」
彩夏はニヤリと笑うと、今度は自分の服も脱ぎ始めた。
「今夜は朝までたっぷり可愛がってあげる…ね?」
その言葉に、私はまたぞろ熱くなる体を感じながら、彩夏の腕に抱きすがったのだった――
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