「あの…課長、これで報告書の修正終わりました」
私、莉子(25歳)は震える手で書類を差し出した。深夜のオフィスは静まり返っていて、キーボードを叩く音さえ響き渡るような空間。向かいのデスクに座る課長・悠子(32歳)がふっと視線を上げると、その長い睫毛が影を作って、いつもより妖艶に見えた。
「遅くまでご苦労様。…疲れてるんじゃない?」
優しい声に思わず頬が緩む。悠子課長は仕事ができる上に面倒見が良くて、部署の女子から絶大な人気を誇ってる。私なんか比べ物にならないくらいカッコいい女性で…。
「大丈夫です! でも課長こそ、もうお帰りになった方が…」
「ふふ、心配してくれるの? 可愛いわね」
突然、冷たい指先が私の顎を掬い上げた。びくっと体が跳ねて、コーヒーカップを倒しそうになるのを、課長は素早くキャッチしてくれた。
「ほら、手が震えてるじゃない。緊張してるの?」
「い、いえっ…!」
でも嘘だった。課長の香水の香り――甘くて少しスパイシなその匂いが、私の思考をぐちゃぐちゃに攪拌していた。近づけられた顔が信じられないくらい綺麗で、つい見とれてしまう。
「実はね、莉子の事…ずっと気になってたの」
「へ…?」
耳元で囁かれた言葉に、腰が砕けそうになる。課長の唇が私の耳朶を軽く噛んで、熱い吐息が首筋を伝う。
「毎日きちんと仕事してるくせに、目を合わせようとしない。叱るとすぐに頬を染めて…。そんなところ、すごく…」
「あ、あぁん…!」
制服のブラウスの中に滑り込んだ手が、私の胸を揉み上げた。知らないうちにボタンが外れていて、課長の指先が乳首を摘まんで軽く引っ張る。
「ほら、こんなに硬くなって…莉子も望んでたんでしょ?」
「違いますっ、そんな…んっ!」
嘘つき。パンストの上からでも分かるくらい、腿の奥がじっとり濡れていた。課長は私をデスクに押し倒すと、ネクタイを外してくるりと手首に巻きつけた。
「今日は私が全部教えてあげる…いいわね?」
縛られる感触に、変な高揚感が込み上げる。抵抗しようとした手が、なぜか力抜けてしまう。
「はい…お願いします、課長…」
「そうよ、いい子」
褒められたくて仕方ない――そんな自分が恥ずかしいのに、課長が黒いストッキングの足で私の股間を擦ると、思わず腰を浮かせてしまった。
「あら、反応が正直ね…」
ずるっとパンストをずらされ、下着をよけられた瞬間、冷たい空気が秘部に触れた。
「ひゃあっ!? そこ、汚いですから…っ」
「綺麗よ。ほら、こんなに愛液が溢れて…」
課長の舌が割れ目を舐め上げたとき、私は天井を見つめて声を殺した。くちゅくちゅと淫らな音が響いて、腿の内側が痙攣する。
「だめっ、舐めないで…んぐっ! あ、あん…!」
「美味しいわ。莉子の味…もっと聴かせて?」
陰核を吸われた衝撃で、背中が弓なりに反り返る。机の上の書類がばらばらと床に落ちるのも構わず、私は課長の頭を必死で抱きしめた。
「イきそう…イきそうなんですっ! あ、あぁぁ…んぐっ!!」
「いいわよ、私に溺れなさい…」
強く吸い上げられて、私は初めての絶頂に突き落とされた。
…気が付くと、課長は私を抱き上げながら、優しく頬を撫でてくれた。
「可愛かったわ。また…私だけに見せてね」
その夜から、私は課長の”いい子”になった――
コメント