「ねえ朱莉、これ見て!このシーン超好きなんだよね~!」
大学のアニメサークル合宿で、私は先輩の美咲と同部屋に当たっていた。他のメンバーはもう寝静まった深夜2時、私たちだけがこっそりと持ち込んだノートPCでお気に入りのアニメを見ていた。
「ほんとだ…!このカップリング、私も大好きです!」
美咲先輩の隣で、私は興奮を抑えきれずに身を乗り出した。先輩の柔らかい髪の香りがふわりと漂い、思わず胸が高鳴る。美咲先輩はサークルのムードメーカーで、いつも明るくて可愛らしい。私のような地味なオタクにも優しくしてくれる、憧れの人だった。
「朱莉ってこういうBLシーン好きなんだ?意外~!」
先輩がくすくす笑いながら肩を寄せてくる。その体温が伝わってきて、私は顔が熱くなるのを感じた。
「え、えへへ…バレちゃいましたか」
「だって目がキラキラしてるもん。可愛いなあ」
先輩にそう言われて、私はますますドキドキが止まらなくなった。画面に映る熱いキスシーンを見ながら、ふと想像が膨らむ。もし今、私が先輩にキスしたら…?そんな妄想が頭をよぎった瞬間、股間がじんわりと熱を持った。
(やばい…なんで先輩のことでこんなに興奮しちゃうんだろう)
気づけば先輩のスウェットから覗く鎖骨に目が釘付けになっていた。ふと視線を上げると、先輩も私を見つめ返してきた。
「…朱莉、何か熱い視線だね?」
「あ、いえ、その…!」
慌てて俯いた私に、先輩は楽しそうに笑った。
「もしかして、アニメの影響で興奮しちゃった?」
ズバリと言い当てられて、私は耳まで真っ赤になった。でも先輩は嫌がるどころか、ますます近づいてきた。
「私も実は…ちょっと興奮しちゃって。朱莉と二人きりだしね」
先輩の囁き声に、私は息を飲んだ。その瞬間、先輩の手が私の太ももに触れた。
「ひゃっ…!」
「あ、ごめん。びっくりさせちゃった?」
「い、いえ…」
先輩の手の温もりがじんわりと伝わってくる。私は震える声で答えた。すると先輩は悪戯っぽく笑って、ゆっくりと手を上に滑らせた。
「朱莉って、こういうの好きそうだなって思ってたんだ」
「そ、そうですか…?」
「うん。だってサークルの飲み会の時も、混雑した電車の話してたでしょ?その時の目、すごく輝いてたよ」
私は驚いた。そんな細かいところまで見られていたなんて…。先輩の指がスカートの下に入り込んできた。
「あっ…ん…」
「声、出ちゃう?他の人に聞こえちゃうよ?」
先輩が耳元で囁くと、甘い吐息が首筋にかかった。私は必死に唇を噛みしめたが、先輩の指がパンツの上から優しく擦られると、思わず小さな声が漏れた。
「んん…!先輩…」
「朱莉、可愛いなあ。もっと聞かせて?」
先輩の手の動きが徐々に激しくなっていく。パンツがじっとりと濡れていくのが分かった。私は恥ずかしさと快感で目を潤ませながら、先輩の肩をつかんだ。
「だめ…もう、本当に声が出ちゃいそうです…」
「じゃあ、こっちで抑えてあげる」
そう言うと、先輩は突然私の唇を奪った。柔らかい舌が口腔内に侵入してきて、私はびっくりして目を見開いた。先輩のキスは甘くて、でもどこか貪欲で、あっという間に理性を溶かしていく。
「んちゅ…れろ…はぁ…」
唇を離すと、先輩はにっこり笑った。
「朱莉の初キス、私が貰っちゃったね」
「は、初キスじゃ…あっ!」
嘘をつこうとした瞬間、先輩の指がパンツの中に侵入した。濡れていたのですんなりと入ってきて、私は仰け反った。
「うそついたらだめだよ?ほら、こんなに濡れてるじゃん」
「あぁん!や…やさしくして…ください…」
「優しくしてほしいの?じゃあ、こうかな?」
先輩は腰を抱き寄せると、ゆっくりと指を動かし始めた。グリグリと内壁を擦られるたびに、私は我慢できずに腰をくねらせた。
「あっ、あん…そこ、気持ちいい…」
「朱莉、すごく感じてるね。もっと気持ちよくしてあげようか?」
先輩は私をベッドに押し倒すと、スカートをめくり上げた。パンツは既にびしょ濡れで、先輩の指の出入りする音がじゅぷじゅぷと響く。
「んあっ!だめ、そんなに早く…んくっ!」
「大丈夫、みんな熟睡してるから。朱莉の可愛い声、私だけのものだよ」
先輩はそう言いながら、もう一方の手で私のブラをずらした。乳首を指先でつまむと、同時にクリトリスを激しく刺激した。
「いやっ!んああん!だめ、もう…イッちゃいそう…!」
「いいよ、イッても。何回でも気持ちよくしてあげるから」
先輩の言葉に、私は理性の糸が切れた。腰を激しく震わせながら、初めての快楽の波に飲み込まれていった。
「あぁぁん!いっちゃう…!先輩、先輩ぁ…!」
強烈な絶頂が全身を駆け巡り、私は白い光に包まれる感覚に襲われた。ガクガクと痙攣する体を先輩が優しく抱きしめてくれた。
「すごかったね、朱莉。めっちゃ可愛かったよ」
「はぁ…はぁ…先輩…」
私は涙目になりながら先輩を見上げた。すると先輩は不意にパンツを脱ぎ、私の前にまたがった。
「次は私を気持ちよくしてくれない?」
「え…私がですか?」
「うん。朱莉の手で、私もイかせてほしいな」
先輩のまっすぐな眼差しに、私は自然と頷いた。初めて触れる女性の秘部は、思った以上に熱くて柔らかかった。
「んっ…!朱莉、上手だね…」
「こ、こうですか…?あの…先輩、すごくきれいです…」
「はぁ…もっと、強く…あっ!」
先輩の喘ぎ声を聞きながら、私は夢中で愛撫を続けた。やがて先輩の体が硬直し、熱い蜜が私の手に溢れ出した。
「あぁ…朱莉、ありがとう」
二人で抱き合いながら、夜は更けていった。サークルのみんなには絶対に言えない、私たちだけの秘密の夜。明日からまた普通の先輩後輩に戻るのだろうけど、今だけはこの温もりに浸っていたいと思った。
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