“あーもう!暑すぎて死んじゃいそう!”
私、莉子(22)が叫びながらナイトプールのバーカウンターにドカッと座ったのは、8月のとある金曜日の夜。友達と夏フェスに行った帰りに、ふらっと立ち寄ったホテルのプールバーだった。
“ウォッカレッドブル、ストレートでお願い!”
汗でべたついた肌をハンカチで拭いながら注文すると、隣から低い声が聞こえた。
“ストレートはきついよ、嬢ちゃん”
振り向くと、紺色のオープンシャツを着た30代前半くらいの男性がニヤリと笑っていた。浅黒い肌に剃り込みの入ったショートヘア。首元から鎖骨にかけてのラインがめちゃくちゃセクシーで、思わず目が釘付けに。
“大丈夫ですよー!私、強いから!…ってあれ?”
グラスを受け取って一気に飲んだ瞬間、喉が焼けるように熱くなった。思わず咳き込んでしまう私を、彼は面白そうに見ていた。
“名前は?”
“莉子です…げほげほ…”
“俺は航平。28歳”
そう言って彼は自分のドリンクを差し出した。氷がたくさん入ったウイスキーソーダ。躊躇いながら一口飲むと、アルコールの刺激が緩和されて驚いた。
“ほらな、ストレートはまだ早いだろ?”
そう言いながら、航平さんは私の汗で濡れた首筋に触れた。ひんやりした手のひらが気持ちよくて、思わず身震いしてしまった。
“あ…そこ…”
“暑いだろう?プールに入る?”
そう誘われるまま、私たちはバーを離れてナイトプールへ。夜のプールは青いライトに照らされていて、すごく幻想的だった。水着に着替えると言って別れた航平さんと、30分後に再会。
私が着ていたのは黒のビキニ。航平さんはトランクス型の水パン。筋肉質な体がくっきりと浮かび上がっていて、思わず見とれてしまった。
“泳ごうか”
そう言ってプールに入ると、航平さんは私の腰を抱き寄せた。水温と体温の差で、お互いの肌がより熱く感じる。
“莉子の体…すごく熱いね”
“航平さんこそ…あ、そこ触らないで…んっ!”
水中で密着しながら、航平さんの手が私の水着の上から胸を揉み始めた。周りに人がいるのに…と思ったけど、暗がりで見えないから大丈夫。むしろバレないかもというスリルが興奮を加速させる。
“中に行こうか”
プールサイドの個室に案内され、鍵をかけた瞬間に激しくキスをされた。航平さんの舌が荒々しく入り込んできて、私も必死に応える。濡れた体がシーツに押し付けられ、水着を剥がされる感触。
“わ…待って、急すぎ…あん!”
抵抗する間もなく、航平さんの口が乳首を捉えた。強く吸われながら舌で転がされて、私はベッドの上で跳ねるように喘いだ。
“莉子、声が可愛いね…もっと聞かせて”
そう囁かれながら、指が濡れ切った股間へと滑り込む。グチュグチュと恥ずかしい音が響く中、2本の指が中で巧みに動く。
“あっ…だめ…もう…イッ…イク…!”
激しい痙攣と共に達した後、今度は私が航平さんのパンツを脱がせた。勃起したペニスが跳ね上がるのを見て、思わず息を飲む。
“でかっ…入るかな…”
不安そうな私に、航平さんは笑いながらコンドームを装着した。
“大丈夫、ゆっくり入れてあげるから”
そう言われながらも、先端が入った瞬間の疼きに私は声を上げた。
“いたっ…ちょ、ちょっと待って…!”
“莉子、締まりすぎだよ…こんなに濡れてるのに”
じっくりと腰を沈められる度に、内部が引き裂かれるような感覚。でも痛みの中に、確かな快感が混ざっているのを感じた。
“動いていい?”
“うん…でも、優しくね…あっ!”
優しく、とは言ったものの、航平さんの腰使いは次第に激しさを増していった。ベッドがギシギシと音を立て、私の体が何度も跳ね上がる。
“あ…あん…そこ…もっと…!”
最初の痛みが快感に変わると、今度は私の腰が勝手に動き始めた。航平さんに深く突き上げられる度に、子宮の奥がじんわり熱くなる。
“イク…イクよ…航平さん…一緒に…!”
“莉子…中に出していい?”
“うん…出して…私の中に…ああっ!”
最後の激しいピストンと共に、航平さんは深く唸りながら射精した。私も同時に何度目の絶頂かを迎え、ぐったりとベッドに倒れ込んだ。
“すごかったね…莉子”
“航平さんが…上手すぎて…ふぅ…”
汗だくになった体を寄せ合い、しばらく息を整える。外からはプールの水音と、遠くの笑い声が聞こえてくる。
“また会おうよ”
“え…本当ですか?”
“もちろん。今度はホテルでゆっくりしよう”
そう約束して別れたあの夜から1ヶ月。今では航平さんと週末デートが習慣になった。あの時のナイトプールは、私にとって忘れられない夏の思い出だ。
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